最近、シンクルームを使っている際にギターアンプのノイズが気になることがありました。最初は「真空管が劣化したのかも?」と思い、ノイズの原因を徹底的に調査しました。今回は、そのノイズトラブルを解決した過程をシェアします。

🔍 ノイズの原因を探る

① 真空管の異常をチェック(タップテスト)

まず、使っているアンプは REV D20 です。このアンプには真空管が搭載されているため、まずは真空管のタップテストを行いました。

🔹 タップテストの方法
  1. アンプのシャーシを外す(⚠ 注意:感電防止のため、電源を抜いて作業する)
  2. プリ管(プリ真空管)とパワー管(パワー真空管)の両方を軽くタップして異常がないかチェック
  3. 異常な音がする場合 → 真空管の劣化・故障の可能性大
  4. 異常なし(今回のケース) → 別の原因を疑う

結果、タップテストではノイズの異常は確認できず、真空管が直接の原因ではないと判断しました。

ちなみに、今回のチェックでアンプに「Psvane(プスバン)」製の真空管が使われていることを初めて知りました。調べてみると「真空管を変えると音が変わる」との情報を見つけてしまい、今後いろいろ試したくなってしまうという新たな物欲が発生しました(笑)。

② ノイズ発生のタイミングを確認

ノイズの発生パターンを調べるために、以下の3つの状態でノイズが出るか確認しました。

状態 ノイズの有無
アンプの電源オフ ノイズなし
アンプのスタンバイスイッチOFF ノイズなし
アンプのスタンバイスイッチON ノイズ発生

🔹 ここでのポイント

  • アンプのスタンバイをONにするとノイズが発生する → アンプの電源周りが関係している可能性が高い
  • ただし、アンプ自体の故障ではなく、電源ラインや接続機器が影響している可能性もある

③ アンプのインプットを外して確認

ノイズの発生源を特定するために、アンプのインプットを外した状態でもノイズが出るか確認しました。

結果:インプットを抜いてもノイズが発生

→ つまり、ギターやケーブル由来のノイズではなく、アンプまたは電源系統の問題と考えられる。

④ 他のエフェクター・電源周りを疑う

次に、アンプ以外の機材が影響している可能性をチェックしました。

🔹 グランドループを疑う
  • 「ブーン」というハムノイズ「サーッ」というホワイトノイズの違いを確認
  • ノイズの発生源を調査するために、エフェクターや電源の配置を見直す

⑤ 原因の特定:Two Notes ReVolt Guitarの電源

最終的に、ノイズの原因は「Two Notes ReVolt Guitar」ペダルの電源だったことが判明しました。

普段のジャズトーンから一変、クランチからディストーションまで音づくりの幅がうんと広くなるとても重宝しているペダルです。

🔹 どのように特定したか?
  1. ReVoltの電源を抜いてみる → 「ブーン」というハムノイズが消えた!
  2. ReVoltの電源を別のコンセントから取る → ノイズが消えた!🎉

バーチャルギタリストにとってのノイズ対策の現実

今回ノイズを探る中で改めて感じたのが、ノイズ対策は「やってみないと分からない」ということです。 いくら事前にペダルボードの配置を考えたり、部屋のレイアウトを調整したりしても、実際にすべて繋いで音を出してみないと、ノイズが出るかどうかは分からないんですよね。

だからこそ、ノイズが発生したらまた一からやり直しになるのが本当に大変。 部屋の模様替え、ペダルボードの設計、配線の引き直し… 全部終わって「よし、音を出してみよう!」ってなった時に、ノイズが発生したらまた最初からやり直しです。

この作業を地道に繰り返しながら、ノイズの原因を特定し、一つずつ改善していく。 まるでパズルのピースを探すような感覚ですが、それでもピッタリはまるまで試行錯誤が続きます。

バーチャルギタリストはノイズにシビアにならざるを得ない

特に、私のようなバーチャルギタリストとして活動する人間にとって、ノイズ対策は避けて通れない問題だと痛感しました。

生演奏をするなら多少のノイズはごまかせる場面もありますが、VR空間での演奏やレコーディングでは、ノイズはダイレクトに耳に届くため、余計にシビアになります。

ライブハウスやスタジオであれば、プロ仕様のノイズ対策が施された環境が整っています。 スタジオ録音をする人たちは、元々ノイズを極限まで減らすための環境にいるので、そこまで大きな問題にはならないかもしれません。

でも、自宅でバーチャルギタリストとして活動する場合、ノイズ対策は全部自分でやらなきゃいけない。

  • 電源の取り方を考え、配線を見直す
  • ペダルボードの電源を分ける
  • グランドループが発生しないように機材を配置する

ひとつひとつ試しながら、少しでもクリーンな音を出せるようにする。 これがバーチャルギタリストの宿命なんだな、と改めて実感しました。

バーチャル音楽活動の大変さ

さらに言えば、バーチャルで活動するには、音だけじゃなくてアバターの改編や環境の技術的な最適化も必要になってきます。 VRでの演奏って、ただギターを弾くだけじゃなく、アバターの動きや演出も考えないといけない。 それに加えて、今回みたいにノイズ対策で部屋のレイアウトまで変更する羽目になるんだから、本当に大変ですよね。

特にギターって超アナログな楽器だから、ノイズなんて入りまくる。 ちょっとした電源の問題や配線の配置だけで、すぐに「ブーン」とか「サー」とか、気になるノイズが出る。 そのたびに地道に調整を繰り返して、やっと納得のいく音が作れる。

まとめ:バーチャルギタリストはノイズと戦い続ける

  • ギターのノイズ対策は「実際に繋いでみないと分からない」
  • 配線や電源環境を見直して、地道に調整しながら原因を探る作業が必要
  • バーチャルギタリストはノイズにシビアにならざるを得ない
  • アナログなギターとデジタルなVR環境の両方を最適化しないといけないので、めちゃくちゃ大変

でも、だからこそ、クリーンな音で演奏できた時の喜びも大きい。 ビンテージやアナログの温かい音をノイズのない綺麗な音で生演奏を届けられるだけでもとても価値があるとおもいます。

バーチャルで活動しているギタリストの皆さん、一緒にノイズと戦いながら、最高の音を追求していきましょう!